シナリオ関数とは
シナリオ関数とは
『潜在バグのないバグレスプログラミングの開発方法』です。
地球上のあらゆる電子機器で稼働しているプログラムが実行中に突然トラブルを起こす原因である潜在バグ(本来のバグを指す)を含む不完全なプログラム開発方法の世界から、100%完全体であるプログラムを開発できる方法になります。
シナリオ関数化プログラム技術の効果
<1>コンピュータウイルス侵入時の無力化
<2>デッドロックの防止
<3>テストレスの実現
<1>、<2>は、同期アルゴリズムの仕組みで実現します。
<3>は、Semanticsチェック(生成データ経路の網羅性を担保)でのバグレスプログラム化により実現します。また、全てのデータ経路を担保しますのでテストレスを可能とします。
シナリオ関数の技術詳細について
下記の5つに分けて技術の詳細を紹介します。
1:世界初のプログラミング方法の発見・発明
2:特許化されたシナリオ関数の構造とは
3:コンピュータウイルス無力化の仕組みを担保する開発技術とは
4:デッドロックを起こさない開発技術とは
5:テストレスを担保する開発技術とは
なお、シナリオ関数を活用させる新たな技術について特許出願中または出願準備中です。
■従来プログラムが実行時発症させるバグの起因とその全バグを,テストデータを用いずに捉える方法(特許出願準備)
■不敗のアルゴリズムを成立させる方法(出願準備中)
■不敗のアルゴリズムをAIの基盤エンジンに転用する方法(出願準備中)
■転送メールの「添付ファイルに潜む課題」の普遍的な自動解析方法(出願準備中)
詳細技術1:世界初のプログラミング開発方法の発見・発明
コンピュータシステム・電子機器製品でこのような課題がありませんか?
- ■ウイルスに侵入され被害にあった
- 情報流出での損害が発生しかつウイルス対策費用負担大
- ■突然システムがダウンした
- 経営への影響や保守運用コストの増大
- ■プログラム内蔵製品のリコールがあった
- リコール対応(含原因)等で多大な損害が発生
原因は「プログラム開発方法」!
プログラム開発時点で100%完全なるプログラム開発方法で開発されていない
すべてのデータ経路に対応する開発がなされていない:潜在バグの原因である
(データ生成に関与する1命令文ごとに正統な成立が確認されずに使用)
プログラミング開発を規約した文法は現在のIT業界には存在していない
プログラミング文法の研究者はいない。
シナリオ関数は根来文生博士による世界初のプログラミング開発方法として特許化されています。
シナリオ関数の開発技術とは
1)ウイルスの無力化
シナリオ関数への「ウイルスデータ」の侵入もシナリオ関数自身で侵入を検知し、同期アルゴリズムの仕組みで無力化します。
2)デッドロックの防止
シナリオ関数のプログラム実行構造は全てのデータ経路を辿りますので制御プログラムの最重要課題である「デッドロック問題」を起こしません。
3)テストレスを担保
シナリオ関数はプログラムテストを必要としない完全なプログラミングであり、潜在バグもない「バグレス」を担保します。
これらの開発技術により、
■企業、事業体のシステム開発・保守および運用コストの大幅な削減を実現させます
■あらゆる電子機器製品に内蔵するプログラムの『安全』・『安心』を担保します
詳細技術2. 特許化されたシナリオ関数の構造とは
シナリオ関数を構成する各プログラムの役割
シナリオ関数は世界で初めてプログラムの解を定義し,プログラムを数式で管理できます。
SG=Φ0[Φ4{L4},{W4},T4,E41,E42]+Φ2[{R2},{L2},T2]+Φ3[{L3},T31,T32,T33]
1)SG(シナリオ関数の解)は主語系譜図(全てのデータ経路を網羅)で可視化されます。
2)Φ0(同期関数)は座標関数の起動,座標関数間の移動及びE41ベクトル「ON」でSEPの起動,E42ベクトルでSLPを起動します。
3)Φ4(座標関数4),φ2(座標関数2),φ3(座標関数3)は各々のパレット上のベクトルを起動します。
4)主語ベクトル(L4,W4,R2,L2,L3)は7個の規約(第3規約で実行)で命令文の存在証明を担保します。
5)制御ベクトル(T4,T2,T31,T32,T33)は第4と第6と第7規約の出口様相で次の座標関数の起動を示唆します。
6)E41ベクトル(終了宣言)は同期アルゴリズムの成立を担保すると同時に同期関数にSEP(System Ending Program)起動の示唆をします。
7)E42ベクトル(緊急停止)はシナリオ関数処理の異常で「ON」になり同期関数にLP(Soft Landing Program)を起動します。
8)同期関数,座標関数4,2,3及び座標関数のパレット上各々ベクトルは実行処理後,次の実行をCALL文で呼出します。その様相がシナリオ関数の実行様相です。
9)シナリオ関数は同期関数の起動からE41ベクトルONで同期関数がSEPを呼出すまでOSの実行権限に依存することなく,シナリオ関数の同期アルゴリズムの仕組みで実行されます。
シナリオ関数の実行様相
詳細技術3. コンピュータウイルス無力化の仕組みを担保する開発技術とは
シナリオ関数は
「コンピュータウイルス無力化の仕組み」を担保する開発技術です。
シナリオ関数におけるコンピュータウイルス無力化とは
ウイルスデータ侵入をシナリオ関数自身の仕組みで無力化することです。
(STEP1~STEP8)
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- STEP1
- シナリオ関数はコンピュータウイルスデータ侵入を「R2ベクトル(入力文)」のデータ領域である第2規約で受信します。(下記ベクトルの7つの規約参照)
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- STEP2
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第2規約で受信したウイルスデータは「正常データ」ですので第3規約でデータ内容をチェックします。
①受信データの属性チェック(あらかじめ特定化された)をします。子ベクトルで対応をします。
②R2ベクトルの第2規約の実行命令文の存在証明である文脈チェック(変数主語の正統性)をします。
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- STEP3
- ベクトルの第3規約の①,②で正統なデータとして証明されたデータは第4規約に保存されます。
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- STEP4
- R2ベクトルの第4規約で保存されたデータはL4ベクトル(代入文),W4ベクトル(出力文)で変数主語として使用されます。
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- STEP5
- L4ベクトル,W4ベクトルの第3規約で文脈チェックを受け,正統なデータではないと判断されると第5規約にて繰り返し処理に入り、この間にウイルスデータは無力化されます。
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- STEP6
- 全ての主語ベクトルは同期アルゴリズムの成立(E41ベクトルON)で実行処理が終わります。(シナリオ関数の実行様相参照)
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- STEP7
- 同期関数がE41ベクトルONを確認して,SEP(System Ending Program)を起動します。
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- STEP8
- SEP(System Ending Program)は次のシナリオ関数を起動するか,OSに終了宣言し実行権限を戻します。
コンピュータウイルス対策のポイント(対策1~対策3)
ウイルス対策の課題:ウイルスデータがウイルスプログラムとして起動するのは、OSの実行権限の活用が基本になっています。
(対策1~対策3)
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- 対策1
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ウイルスデータは受信プログラムの受信領域に正常データとして入力されますのでウイルスであれば異常データとして識別する仕組みと処理をする仕組みが必要です。
・未知のウイルス対応には正統なデータ生成を担保する技術が必須になります。
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- 対策2
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正常なデータとして入力されたウイルスデータをウイルスプログラムとして起動させない仕組みが必要です。
・データ処理の実行順序権限をOSから切り離すことが必要です。
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- 対策3
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正統なデータ生成する仕組みが常に担保されることでウイルスデータもバグデータも同様に無力化を可能にし,シナリオ関数は実行処理を継続続けます。(未知のウイルス対応を可能にします)
・ウイルスデータの無力化とデータ生成は独立して実行されます。
詳細技術4. デッドロックを起こさない開発技術とは
「デッドロック」のない開発技術とは
データ処理順序を、シナリオ関数の仕組みが担保します。
シナリオ関数のデッドロックを起こさない構造とは
1. シナリオ関数の実行順序の基本はパレット上のベクトルの繰り返し処理でデータを生成します。
同期関数⇒座標関数4⇒ベクトル⇒座標関数4⇒同期関数⇒
座標関数2⇒ベクトル⇒座標関数2⇒同期関数⇒
座標関数3⇒ベクトル⇒座標関数3⇒同期関数⇒
座標関数4⇒ベクトル(制御ベクトルE41ON)⇒座標関数4⇒
同期関数(E41ONの確認)⇒SEPを起動させます。
*System Ending Program:終了プログラム
2. 主語ベクトルの実行順序は座標関数の呼び出しで実行処理し出口2,3,4で座標関数を呼び出す仕組みになります。
※ベクトルの7つの規約の役割を参照
最新ハードウェア(マルチコア)の活用が可能です。
最先端技術をソフトウェア技術が追随できるようになります。
1)主語ベクトルがスレッド単位になります。
2)座標関数が、マルチコアに対応する数量だけ主語ベクトルをセットします。
3)主語ベクトルは、実行処理後座標関数を呼び出し、次の実行待ち主語ベクトルを起動します。
緊急停止後復元処理プログラムが容易に開発できます。
1)E42ベクトルが緊急停止を指示します。
2)座標関数4はE42ベクトルの第4規約「ON」にします。
3)座標関数4はSLPを起動します。
*Soft Landing Program(SLP):復元プログラム
4)全てのシナリオ関数にE42ベクトルが搭載されます。
5)SLP開発はシナリオ関数処理の明確化で,緊急停止後の復元方法も予測可能になります。
詳細技術5. テストレスを担保する開発技術とは
テストレス技術とは
データ生成に関与する1命令文ごとの正統なデータ生成の存在証明ができます。
シナリオ関数における命令文の存在証明とは
1)データ生成に関与する命令文は全て主語ベクトル化します。
2)主語ベクトルは7つの規約でその存在証明をします。
3)7つの規約の中の「第3規約」で命令文の変数主語の存在証明を担保します。
4)主語ベクトルの第3規約で主語系譜図を生成できます。
5)主語系譜図はシナリオ関数の解(S)を可視化します。
SG=Φ0[Φ4{L4},{W4},T4,E41,E42]+Φ2[{R2},{L2},T2]+Φ3[{L3},T31,T32,T33]
ベクトルの7つの規約、その役割とは?(最小単位命令文のプログラム定義構造)
主語ベクトルの実行命令文のセット
・第2規約:L4、L2、R2
・第3規約:L3
・第4規約:W4
・第1規約:ベクトルの正当性を判断
・第2規約:実行命令文のセット
・第3規約:データ成立の正当性を判断
・第4規約:成立データの保存領域
・第5規約:ベクトルの再起および停止指示の判断
・第6規約:再起指示(同じ座標周期で成立可能性あり)
・第7規約:停止指示(成立可能性なし:座標関数移動)
【必要条件】
全ベクトルの群が個々のベクトルの必要条件の十分条件を捉えている。
全ベクトル群の捉えた十分条件は主語系譜図で可視化します。
※従来プログラムは必要条件しか捉えていない。⇒プログラムテストをせざるを得ない。
主語系譜図サンプル例
主語系譜図とは、データの生成過程を起点から終点まで、シナリオ関数の解を可視化し経路を網羅している図です。主語系譜図のサンプル例は以下となります。
※R2_~:「入力文」にあたり、外部情報を取得する為の叙述
※L2_~:「定値・定置文」にあたり、定数&文字列
※L4_~:「代入文」にあたり、四則演算,論理演算の叙述
※W4_~:「出力文」にあたり、外部に情報を送出する為の叙述
※L3_~:「条件文」にあたり、真偽値を生成する叙述
※データの生成過程を起点主語から終点主語及び始祖までを網羅している様相が主語系譜図になります。
※始祖とは定置(定値)文になります。
※終点主語とは入力文(入力関数)になります。
※起点主語とは出力文(出力関数)になります。
シナリオ関数の解を可視化する主語系譜図の実行様相
※実行命令によるデータ生成の順序が同期周期になります。
このサンプルプログラムの場合、第1周期~第11周期まであります。
シナリオ関数特許一覧
*株式会社シナリオ関数研究所(仮称)はLYEE(株)より取得済み特許の専用実施権を設定されています。
1. 取得済み特許
■特許第5992079号:2016年8月26日登録
特許名称:「ウイルス侵入検知及び無力化方法」
■特許第6086977号:2017年2月10日登録
特許名称:「本来の業務処理を正統な主語の脈絡として成立させる為の手順をコンピュータに実行させるシナリオ関数として規定されるプログラム」
■米国特許第10235522号(2019年3月19日登録)DEFINITION STRUCTURE OF PROGRAM FOR AUTONOMOUSLY DISABLING INVADING VIRUS, PROGRAM EQUIPPED WITH STRUCTURE, STORAGE MEDIUM INSTALLED WITH PROGRAM, AND METHOD/DEVICE FOR AUTONOMOUSLY SOLVING VIRUS PROBLEM
2. 審査請求手続き特許
■2018年2月27日審査請求手続き:特願2015-200064
特許名称:「侵入したウイルスを自律的に無力化するプログラムの定義構造、及び同構造を備えたプログラム、同プログラムを搭載した記憶媒体、並びにウイルス問題を自律的に解法する方法・装置」
3. 出願準備中
■出願発明名称:テスト対象プログラムを実行させず,且つテストデータを使用せずにそのプログラムに内在するバグの起因と起因から発症する全バグをそのコンパイル済みソースから自動抽出する方法
■出願発明名称:囲碁に係る不敗アルゴリズムの存在証明
■出願発明名称:受容情報全体の正統性を自己診断する方法
■出願発明名称:添付ファイルデータの診断装置及びプログラム